2021-04-20 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
本法案は、防衛大綱、中期防に基づいて、宇宙、サイバー及び電磁波領域の新たな領域における自衛隊の体制の強化を図ろうとするものです。昨年発足した宇宙作戦隊と今年度新編予算の宇宙領域における指揮系統を担う部隊を束ねる宇宙作戦群を新編するため約五十名を、また自衛隊サイバー防衛隊の新編に約百三十名をそれぞれ増員するとしています。
本法案は、防衛大綱、中期防に基づいて、宇宙、サイバー及び電磁波領域の新たな領域における自衛隊の体制の強化を図ろうとするものです。昨年発足した宇宙作戦隊と今年度新編予算の宇宙領域における指揮系統を担う部隊を束ねる宇宙作戦群を新編するため約五十名を、また自衛隊サイバー防衛隊の新編に約百三十名をそれぞれ増員するとしています。
自衛官定数の変更は、防衛大綱、中期防に基づき、宇宙、サイバー、電磁波領域における自衛隊の体制を強化するためのものです。 今回、昨年発足した宇宙作戦隊と今年度新編予定の宇宙領域における指揮統制を担う部隊を束ねる宇宙作戦群を新編するため、約五十名を増員するとしています。また、自衛隊サイバー防衛隊の新編に約百三十名を増員するとしています。
電磁波は、指揮通信、警戒監視、情報収集、ミサイルの精密誘導等に利用され、近年では電磁波の利用への妨害手段などが増える中、電磁波領域における優越を確保するため、各種システム開発、導入を進める必要があります。 ドローンについては、偵察、情報収集用のみ導入されており、諸外国より遅れているのが実情です。
また、電磁波領域の優位性の確保については、電磁波領域における妨害等に際しても、我が方がレーダーや通信といった電磁波の機能のより安定的な利用を確保するという趣旨であります。 具体的には、ネットワーク電子戦システムの取得や、電磁波領域に係る人材の確保、育成といった各種の施策によって電磁波領域の能力強化を図っていくということでございます。
○岸国務大臣 まず、御指摘の河野前大臣の御答弁については、憲法上の自衛の措置としての武力の行使が許容されるのは武力行使の三要件を満たす場合に限られる、そして、いかなる場合にこの三要件を満たすかについては個別具体的な状況を踏まえて判断する必要があるという答弁をした中で、宇宙やサイバー、電磁波領域においても、仮に武力の行使の三要件を満たす場合には、法理上、武力の行使が許容されるという旨を答弁したものと承知
その上で、防衛大臣、きょう私、具体的に三つ、個人的に重要だと思う具体的な項目を例示したいと思いますが、一つは、電磁波領域と連携して、相手方の指揮統制、情報通信を妨げる能力の構築、これが一つ目。 二つ目は、装備品に搭載されている情報処理システムを標的とした相手方からのサイバー攻撃への対処の能力。
それは、電磁波領域についても同様でございます。
中期防におきましては、電磁波領域と連携して、相手方の指揮通信、情報通信を妨げる能力を構築すると……(発言する者あり)ちょっと聞こえにくいですか、済みません。電磁波領域と連携して、相手方の指揮通信、情報通信を妨げる能力を構築すると、そういうふうに書かれております。
次のウのところですけれども、電磁波領域における能力、相手からの電磁波領域における妨害等に際して、その効果を局限する能力等を向上させる、及び、また、我が国に対する侵攻を企図する相手方のレーダーや通信等を無力化するための能力には、概念として我が国による集団的自衛権行使は含まれないと解していいのか。
続きまして、私たちの生活に身近なところの人工衛星、より可能となるのが、いろいろありますよね、GPSとか、この社会全体で宇宙・サイバー空間の依存度が高まっていく状況になっておりますけれども、宇宙空間でも、電磁波領域と連携など、新分野で兵器活用とか軍事利用が広がっております。
自衛官の定数変更は、防衛大綱、中期防の具体化として、自衛隊の宇宙、サイバー、電磁波領域での体制強化、滞空型無人機グローバルホークなどの導入に伴うものです。 今回、宇宙状況監視システムの運用を担う宇宙作戦隊を創設し、米軍とリアルタイムで情報を共有する体制を構築するとしています。これは、米軍の地球規模の宇宙状況監視体制の一翼を担うものにほかなりません。
新防衛大綱では、優先事項として、領域横断作戦に必要な能力の強化、つまり、宇宙領域、サイバー領域、電磁波領域における能力の強化を図るとしております。宇宙領域としては、宇宙領域専門部隊の創設や宇宙状況監視システムの整備が盛り込まれております。我が国は、様々な地球観測衛星、通信衛星を運用しています。
さらに、電磁波領域においては、電磁波情報の収集、分析能力の強化や、相手方のレーダーや通信等を無力化するための能力の強化を行うこととしており、F15戦闘機の能力向上やネットワーク電子戦システムの整備等を図ってまいります。 次に、「いずも」型護衛艦の改修についてお尋ねがありました。
委員会におきましては、自衛隊のサイバー及び電磁波領域における能力、体制の強化、自衛官及び医官の充足率向上に対する取組、警戒航空団の新編に当たり、早期警戒機に共同交戦能力を搭載する必要性、フランス及びカナダとの防衛協力が我が国の安全保障にもたらす効果等について質疑が行われましたが、詳細は会議録によって御承知願います。
法案は、自衛官定数の変更により、サイバー防衛隊及び情報本部のサイバー攻撃対処態勢や電磁波領域における統合運用を強化し、早期警戒機等による警戒監視態勢を強化するための航空自衛隊部隊を改編し、日加、日仏ACSA協定の締結に伴い規定の整備を行うものです。 これらは、米軍の軍事戦略にこれまで以上に自衛隊を組み込んでいくものであり、容認できません。
自衛官の定数の変更は、自衛隊のサイバー及び電磁波領域における体制強化等に伴うものです。情報通信システムネットワークを二十四時間体制で監視、防護するサイバー防衛隊を中心に約七十名増員するとしています。 岩屋防衛大臣は、本年一月に米国で行った講演で、サイバー能力は迅速に強化しなければならないとし、その人員整備の最終的な目標を二千人だとしつつ、そのために米国からの協力と支援に期待したいと表明しました。
それで、次に、今の盾と矛の関係になるんですが、サイバー攻撃能力をもう完全に無力化できるというところで電磁波領域における攻撃があるわけですが、ここに、今回の設置法の改正におきましても、電磁波領域における統合運用に係る企画立案能力の整備と書かれてあるんですが、これ具体的にどういうことを指しておられるのか、教えていただけませんでしょうか。
こうした中で、各国はこの電磁波領域における能力を向上させているというところでございまして、実際にウクライナやシリアにおきましての紛争においては、通信やレーダーなどによる索敵を電磁波による妨害などのいわゆる電子戦ということが行われているというところでございます。また、中国が電子戦環境を模擬した訓練を実施しているということなどが指摘されております。
したがって、この電磁波領域の優越性の確保というのは我が国の抑止力の強化のためにも不可欠になってきているというふうに認識をいたしております。 そこで、電磁波領域における優越性を確保するために、電子戦に必要となる装備品等を整備するほか、統合運用において電磁波を適切に利用することができるように、平素からの検討や訓練の実施が必要だというふうに考えております。
今後、電磁波領域における自衛隊の運用に際し、追加で周波数が必要となった場合は、引き続き総務省と周波数の承認に向けた調整を行ってまいり、先生に御心配をかけるようなことがないように努めてまいる所存でございます。(発言する者あり)
自衛官定数の変更は、主に、サイバー、電磁波領域における自衛隊の体制強化に伴うものです。 今回、防衛省・自衛隊の情報通信システム・ネットワークを二十四時間態勢で監視、防護するサイバー防衛隊を中心に約七十名を増員するとしていますが、これは、兵器のネットワーク化が進行するもとで米軍との一体化を深める自衛隊のサイバー防衛能力を抜本的に強化しようとするものです。
さらに、電磁波領域におきましては、電磁波に関する情報収集、分析能力の強化や情報共有体制の構築、我が国に対する侵攻を企図する相手方のレーダーや通信等を無力化するための能力の強化等を行うこととしておりまして、具体的には、自動警戒管制システム、いわゆるジャッジでございますが、これの能力向上や、ネットワーク電子戦装置の整備等を行うこととしております。
さらに、電磁波につきましては、電磁波領域管理の最適化のための調査研究、戦闘機F15の電子戦能力の向上など、電磁波領域の積極的な活用に資する装備品の整備などを実施することとしてございます。
委員御指摘のとおり、今後、技術分野として我々が特に注視していかなければならない分野については、宇宙、サイバー、電磁波領域というのが挙げられると考えています。これは、大綱、中期防におきましても指摘されているところでございます。